「地元」にとらわれない進学先探し。
いまいち大学選びがピンとこない。そんな高1の私が、実家から1000キロ以上離れた大学への進学を決めるまでをお話しします。
「やってみたいこと」重視の選択
得意科目は国語と生物。苦手科目は数学。「できる」分野で言うなら文系だけど、興味があるのは科学的な話。ただでさえ進路にまつわる噂は色々あるし、この話題は高校の間ずっと胃が痛いものでした。でも悩むうちに先に何があるかはわからないけれど、「今、やってみたいこと」を優先させたくなり、苦手と向き合う理系を選択しました。
やりたいことを絞ると、選ぶ範囲は広がった
自分のやりたいことを絞るのに使ったのは興味のある授業やニュース等を書き出すリスト化です。その結果植物系に興味があると自覚し、それを一番優先するところに置いたので、自然と「地元にないなら、他の場所でもいい。自分にとって一番いい環境に行きたい」と思うようになりました。目的を絞ったことで、反対に選択肢が広がったんです。
大学は新事実発覚の連続。でも後悔もない!
リサーチはたくさんした!と思っていても、いざ入るとイメージが違うこともやっぱりありました。楽しく植物を育てたり研究室で実験すると思っていたら、外で虫の卵を数えることになったり(笑)でも、あの時の自分が一番足を踏み入れたかった世界に、誰かに流されたり途中で妥協したりせず行ったという気持ちがあるので後悔はないんです。
不安はなくならないけど、自分が「見てみたい」景色を見るのに後悔は生まれない。
※先輩の大学・学部名、記事内容は、体験談収集当時のものとなります。
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